使えるものより、使ってみたいもの!

新しく見つけた紙を実験しました。

色鉛筆、カラースプレー、BIG OIL PASTEL、リキテックスマーカー

 

河内洋画材料店では画材屋さんで取り扱いのない商品を意識して探しています。

「使えるものより、使ってみたいもの」をテーマにしています。

これを使ってこんなことをやってみよう!と見つけた方の好奇心をくすぐれるもの。。

この紙もあるメーカーさんからご提案いただいた特殊な紙。

普通の製紙会社のものではありません(^ー^)

LIBERTY BOOK (リバティーブック)

自由という名前の真っ赤と真っ黒のスケッチブック。

名前の通り、使い方は自由です。様々な使い方を想定して色んなちょっとした部分にこだわって作っています。

このスケッチブックの形にするまで随分サンプルを作って悩みました。。。じっくり付き合ってくださったスケッチブックのメーカーさんに感謝です。。

表紙には 河内洋画材料店のアイコンである画人マークを型押ししました。印刷にも余計な色を入れませんでした。

我ながらとても品良く高級感のある仕上がりになったのではと満足しています。

紙は

✴︎できるだけ真紅と漆黒の色で

✴︎インクやパステルなどがのり易く

✴︎スクラップブックとして紙などを貼り付けてもしっかりする程度の厚みを選びました。

 

 

明るい色のペンで書くとそれだけでかっこいい。。

個人的には白いペンが合うと思います。

白のペンを色々試しました。

太いマーカーならポスカ、細いペンならミツビシのsignoというペンが断然発色がキレイです!!

ちょっと個性的なゲストブックなんかにも良いと思いますがいかがでしょうか?

こだわりその2

リング綴じの穴を三角にしているのは、ビリビリっとちぎってもまっすぐに綺麗に切り離せるためです。パステルなどで描いた絵をちぎってその場で手渡せるように。。

 

我が家の愛犬「トビちゃん」です(^ー^)

案外真っ赤の紙って写真が映えます。。

50枚入っているのでたっぷり使えますよ。

こだわりその3

リング綴じにしてハードカバーをぐるっと巻いたのは、スクラップにして厚みが出てきてもちゃんと表紙を閉じることができる様にするためのこだわりです。マチの部分も少し余裕も持った高さにしています。

黒の色の方も、間違いなくスクラップにも白いペンにも合います。

大きなオイルパステル

ある展覧会に行った時、油絵の抽象画の作品に出会いました。
全体に黒く塗りつぶされた大きなキャンバスにいろんな色の自由な線が描かれている作品。
展覧会からの帰り道
「大きな画面に思いっきり描ける大きくて柔らかくて濃く発色するオイルパステルがあったら面白いかも。。。」
と思いついて、どうしても作ってみたくなりました。
日本の優秀なパステルメーカー2社に早速相談したのですが、油分が多くしかもこの大きさのパステルを工場で製造するのは難しい事がわかり、ある程度のところまではメーカーさんにご協力頂き、あとは手作りで作っています。
上質な顔料を沢山使い、通常のオイルパステルと比べて約2倍の油分を入れました。
実は成分だけでもとても贅沢なオイルパステルなんです。。。
こだわった甲斐があり、ジェッソや油絵の具の画面にも軽いタッチで鮮やに発色します。

2016年8月にイラストレーターの黒田征太郎さんにライブペイントで使っていただいた時の写真です。向かって右がBIG OIL PASTELで描かれた作品。
ライブ後、この絵にBIG OIL PASTELでずっと上塗りされていて、もうこの時の原型は残っていません。
黒田さんに「このパステル、この大きさと柔らかさが奇跡的に面白い!面白すぎて止めどきがわからん」と嬉しいお言葉をいただきました(^ー^)

 

ライブペイントの様子です。